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遺産分割協議書の例示
この遺産分割協議書は、一般的な前提で作成した分割協議書です。
その前提は次のとおりです。
@相続人間で遺産分割協議書を作成し、その後、新たに財産が発見された場合において
「上記のほか、相続人 横浜花子が取得する財産及び債務以外の一切の財産債務」の文言
を書き入れることで、新たに発見された財産の全てを、横浜太郎 (特定の相続人)が取得する
こととしています。
A財産の分割方法には、(イ)現物分割 (ロ)代償分割 (ハ)換価分割の三つがあり、
その三つのうちの代償分割を採用しています。
<分割方法の説明>
(イ)現物分割は、実際の財産(現物)を相続人で分けていく方法で、均等に
分割する場合には、労を要します。
(ロ)代償分割は、相続財産を少なく取得した相続人に対し、相続財産を多く
取得した相続人が金銭を支払う分割方法です。
(ハ)換価分割は、相続財産を売却して金銭に換え、その金銭を相続人で
分ける方法です。